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発達および心理相談について
 少し発達が気になるお子さんについての相談を 昼休みや夕方の診療後の時間に一人1時間くらいかけておこなっています。
来院されるお子さんの中には 経過をみていくとほとんど問題がなくなってきて心配がなくなってしまう方もいらっしゃいますが、中には自閉症やADHDと診断されるような特性がだんだんはっきりしてきて、支援が必要になってくる方もいらっしゃいます。
 そのお子さんのご家族の様子をみていると 先々が心配されるご家族と当分は大丈夫じゃないかと思われるご家族がいらっしゃるように思います。その違いはどこにあるかというと、本人の特性の強さもそうですが、一番は家族の受け入れ状況にあると思います。
 ご家族が「そんなはずはない」と最初から拒否反応を強く持っていたり支援を受けることを渋っていたりすると、いくら説明しても納得していただけず、何ら対策を打てないままで時間ばかりが過ぎ、本人を取り巻く状況が徐々に厳しくなっていき、とうとう適応できなくなって登園や登校ができなくなったり、反抗的になって手がつけられなくなってしまう、ということになりがちです。
 こちらの説明の仕方が悪いのかもしれません。何とかお力になりたいと思っているのですが、信用していただけず、もどかしく思うことも度々です。
 家族の受け入れが良いと、世間体など気にせず 学校での支援を受けたり療育を受けたり、あるいは服薬したりすることでぐ〜んと成長し、時期をみて告知をすると本人も自分の個性として素直に受け入れることができるように思います。
 その成長ぶりをご家族と一緒に見させていただくのは 嬉しい限りです。
 可能であれば、すべての特性ある子たちに 早く支援を受けていただきたい。
 叱れば治るというものではないことを 早く理解していただきたいと 思っています。

 ちなみに、最近相談の予約枠が2か月先までいっぱいになってきました。このためしばらく 新しい方の相談を中止させていただくこととしました。
 現在 通ってきてもらっている方たちに まずは全力で取り組みたいと考えています。
 
 
posted by: 長嶺そよかぜクリニック | - | 14:23 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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